プシッタコサウルス

集団化石 プシッタコサウルスはアジア各地で多くの化石が見つかっていますが、特に注目されるのが「ボーンベッド」と呼ばれる化石の密集地です。 中国・遼寧省の白亜紀前期の地層からは、24頭の幼体と1頭のやや大きな個体が密集した … 続きを読む

ケントロサウルス

肩のトゲ ケントロサウルスの最大の特徴のひとつが、肩から突き出した「トゲ」です。このトゲは、体の前方や側面からの攻撃に対する“防御シールド”のような役割を果たしていたと考えられています。 尾のスパイク(サゴマイザー)は後 … 続きを読む

デイノケイルス

謎の恐ろしい手 1965年、モンゴルのゴビ砂漠で長さ2.4mもある巨大な腕の化石が発見されました。 獣脚類(肉食恐竜の仲間)であることは分かりましたが、あまりにも腕が大きすぎたのです。 参考までに、全長13メートルのティ … 続きを読む

ボレアロペルタ

発見のきっかけ 2011年3月21日、カナダ・アルバータ州のオイルサンド採掘場で、重機オペレーターのショーン・ファンクさんがいつも通り作業をしていたところ、土砂の中から不自然な茶色い塊が現れました。最初は「木の化石」かと … 続きを読む

ティタノサウルス

未知の姿 実はティタノサウルスは、尻尾の一部の化石しか発見されておらず、全体の姿はほとんど分かっていません。過去には大腿骨や肩の骨なども見つかりましたが、それらは別の恐竜のものではないかと考えられています。 つまり、現在 … 続きを読む

ステゴケラス

パキケファロサウルスの参考モデル ステゴケラスは、パキケファロサウルス類の中でも化石の発見数が非常に多く、成長段階の異なる頭骨や骨格が数多く見つかっています。そのため、同グループの代表格であるパキケファロサウルスの復元や … 続きを読む

コンプソグナトゥス

映画でのコンピ― 映画『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年)で、コンプソグナトゥス(通称コンピー)はシリーズに初登場しました。小さくてかわいらしい見た目とは裏腹に、意外な凶暴さを見せ、観客に強烈な印象を … 続きを読む

シノケラトプス

恐竜の里帰り シノケラトプスが発見されるまで、アジアで見つかっていた角竜は、プロトケラトプスやプシッタコサウルスのような小型の種類ばかりでした。これらは角が小さく、フリルも控えめな「原始的な角竜」とされており、「本格的な … 続きを読む

ギガノトサウルス

白亜紀の王者たち ギガノトサウルスは一見するとティラノサウルスに似ていますが、実は「カルカロドントサウルス科」というまったく別のグループに属しています。 恐竜時代の末期「白亜紀」には、地域ごとに異なる“王族”たちが存在し … 続きを読む

テリジノサウルス

植物食!? テリジノサウルスは、ティラノサウルスやスピノサウルスと同じく、もともと肉食のグループ「獣脚類」に属しながら、植物を食べていた珍しい恐竜です。 現代で例えるなら、クマの仲間なのに笹の葉を食べるパンダのような存在 … 続きを読む