グアンロン

グアンロン

Guanlong
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  • 🏷️種 wucaii(ウーツァイ)
  • 🕰️時代 ジュラ紀後期(約1億6000万年前)
  • 🌏発見地 中国
  • 📐全長 約3メートル

頭部に大きなトサカを持つ、初期の肉食恐竜です。
小柄な体からは想像できませんが、あのティラノサウルスの祖先だということが分かっています。

グアンロン の画像

最古のティラノサウルス類

グアンロンは、これまでに発見されている中で最古のティラノサウロイド(ティラノサウルス上科)の一種として報告されています。

後のティラノサウルスのような巨大な体や噛む力はまだありませんが、骨格のいくつかの特徴から、彼らがティラノサウルスグループの出発点にいたことが分かっています。

Jonathan Chen, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons

進化的な特徴

原始的なグループに属しているグアンロングですが、前あしや後ろあしの構造に、より派生的なコエルロサウルス類に似た特徴が見られるのです。

コエルロサウルス類とは、ティラノサウルや現在の鳥類も含む、進化した獣脚類のグループです。

体の一部は原始的でありながら、別の部分は進化したグループのように洗練されているという、まさに進化の途中ならではのユニークな体のつくりをしています。

巨大なトサカ

グアンロンは漢字で書くと「冠竜」。

その名前の通り、彼らの最大の特徴は、大きな頭骨のトサカです。

このトサカは、骨の厚みが非常に薄く、中が空洞のようになっていたため、武器として戦いに使うにはあまりにも脆い構造でした。

近年の研究では、このトサカについて、仲間へのアピールや異性を惹きつけるためのディスプレイ(飾り)の可能性が示されています。

現生の鳥類にもトサカを持ったものがたくさんいます。
グアンロンのトサカも、それらのように鮮やかな色で飾られていたのかもしれません。

【サイチョウ(現生の鳥類)】 
Photo by and (C)2007 Derek Ramsey (Ram-Man), CC BY-SA 2.5, via Wikimedia Commons

研究史

グアンロンの化石は、2000年に中国の新疆ウイグル自治区にあるジュンガル盆地で発見され、2006年に古生物学者シュー・シン(徐星)らによって命名されました。

学名の「グアンロング・ウーツァイ」は、中国語で「五色の冠を持つ竜」という意味があります。
これは、化石が見つかった「石樹溝層」という色鮮やかな地層と、トサカに由来しています。

大きさくらべ

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分類

恐竜

  • 竜盤目
    • 獣脚類
      • テタヌラ類
        • コエルロサウルス類
          • マニラプトル類
          • ティラノサウルス上科
            • ティラノサウルス科
              • ティラノサウルス
              • タルボサウルス
            • プロケラトサウルス科
              • ディロン
              • グアンロン

    • 竜脚形類
  • 鳥盤目
    • 周飾頭類
      • 角竜類
      • 堅頭竜類
    • 装盾類
      • 剣竜類
      • 曲竜類
    • 鳥脚類

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